calmスラックスの秘密〜生地について〜
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こんにちは!calm160ディレクターのminoriです。
今回はcalm Tapered Slacks(calmスラックスと呼びますね)に使っている生地についてお話させてください。
calmスラックスはどんな生地を使ってる?
calmスラックスは表地と、裏地(インナーと呼んだりしてます)それぞれ異なる生地を使っています。
表地はウール52%、ポリエステル43%、ポリウレタン5%の混合生地を採用していて、今回は表地のほうを重点的に紹介しますね。
実は、表地の素材は「ウール100%にしたかった」というのが本音です。
ウールは非常に優秀な自然素材で、「一年中着られる」というcalmスラックスのコンセプトにも合います。
また、calm160のアイテムは「できるだけ環境負荷の低いものを使う」ということも意識しています。
もちろん、着心地や機能性、コストなどの要素も重要なので、「可能なかぎり」と頑張りすぎないようにしているのですが(笑)、calmTシャツもオーガニックコットンを使っていたり、服についているブランドネームタグはリサイクルペットボトルの再生繊維からできたものを使っているなど、ちょっとだけ。ちょっとだけなんですが、私の小さなこだわりです。
こういった私自身の考えもあって、自然素材で機能性が高いウールを使ったスラックスにしたい!と思っていたんです。
ウールって冬だけの素材だと思ってませんか?
「ウールは一年中着られる」と言いましたが、「いやいや、ウールってあったかくて冬物に使われる素材だよね?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ウールって暑い夏の季節でも涼しくて快適な素材なんですよ。
ウールはその名の通り、羊毛です。ひつじちゃんの毛なので、繊維は1本1本縮れた形状をしています。この繊維が複雑に絡み合い、その間に空気が溜まります。この空気が断熱材のような働きをすることで、夏は暑さを防ぎ、冬は暖かさを保持してくれます。
また、ウールは吸湿効果も高く、汗をしっかり吸湿してくれます。繊維の内側で吸湿し、逆に繊維の外側では水を弾くという特徴があるそうです。その特徴から、吸湿した水分はゆっくりと蒸発するため、汗冷えしたりということが少ないんだとか。そのためスポーツウェアやアウトドアアイテムなどで使われることも多いです。
さらに嬉しいのが、防臭効果。繊維の外側は水を弾くという特徴から、臭いのもととなる菌類が繁殖しづらく、汗をかいても臭いを防いでくれます。
こうやって聞くと、ウールって本当にすごい素材だと思いませんか?
ウール100%にしなかった理由
しかし、ウール100%だとこんな課題がありました。
- 生地の費用が高い
- 伸縮性がやや低い
- お手入れがしにくい可能性がある
calm160のアイテムはすべて「オンオフ問わず着用できる着心地の良さ」を重要視しているため、特に②は問題でした。。ストレスなく足を屈伸させられるかどうかはとても重要だと思っていたため、どうしても生地には伸縮性が必要でした。
そこでウールを使いつつ、伸縮性を持たせられないかといろいろな生地を探してたどり着いたのが、calmスラックスに採用した生地でした。
ウール52%、ポリエステル43%、ポリウレタン5%という混合率で、ウールを基準にしつつも化学繊維が含まれます。これにより、伸縮性や、防シワ効果、あとは水洗いできたりなどお手入れのしやすさも可能となりました。
実はこの化学繊維、リサイクルペットボトルの繊維からできたものを使っています。ここでも「できるだけ環境負荷の低いものを使いたい」という私のちょっとしたこだわりを入れました。
実際に触ってみて!
ここまでで生地の紹介をしてきましたが、やっぱり実際手にとってみないとわからない質感だったり、今回こだわった伸縮性だったり、そういったものがあると思います。
calm160のアイテムはすべて無料で試着が可能です。期間内であれば返品・交換も可能ですので、ぜひお気軽にお試しください。
また、返品交換のお問い合わせ、サイズやアイテムに関するご相談に関しては、公式LINEのほうでアルバイトスタッフの須恵さんにお願いしております。こちらから公式LINEの登録もぜひ、よろしくお願いします!